ネコ灰だらけ

恒例の今年観たライブベスト１０を　忘備録がてら書いておきます。恒例って、てぃーだブログでは初めてでした。
今年は５０本ほど観ました。大型イベントも多く、ミュージシャン数としては、軽く１００組を超えると思います。
傾向としては、同じミュージシャンのライブに何回も足を運んだため、あまり観られなかったなじみのミュージシャンが何人もいるのと、同じ理由で新しいジャンルの開拓が進みませんでした。特に、例年２０本くらい観に行く小生のドラムの師匠（と一方的に思っている）外山明【直下の写真】のライブに３～４本しか行けませんでした。また、沖縄には７回行きました。
総じて満足。仕事は非常につらい一年でしたが、ライブ観戦がメンタルヘルスを支えてくれました。
一方で、多忙のため３０年以上やってきた自分のライブがついに一度もできませんでした。最盛期には年間１０本以上してたのに。



　＊同じミュージシャンは１回のみカウントします。
　＊写真は全て小生撮影です。
　＊★はお薦めのライブレポ

【１位】
与那覇歩　
＠八重山フェスティバルｉｎ京都　
１月１７日　京都・三条
→ライブレポなし（他の日のライブレポは多数★）


与那覇歩復活ののろしライブ。爆発力のある歌唱と一本筋の通った生き方。実力派にして個性派です。那覇で３回、関西で６回、計９回見ていつも感激してます。本当は東京に出てきて活動したら、全国ブレイクの可能性が高いのにと思ってます。サポートの二人もいいキャラ。


【２位】
シーサーズ　
＠東京～沖縄ピースカーニバル２０１０
１０月３日　東京・青山　
→ライブレポあり★


長いキャリアを持つシーサーズ。思想に裏付けられた音楽コンセプトに共感します。昔のＤＶＤを見たら、歌、演奏、パフォーマンス共に恐ろしくパワフル。オニダさんと小生の隠された過去が明るみに。


【３位】
ＥＲＡ
６月１日　東京・西荻窪　
→ライブレポあり


今年一番よく聴いたＣＤが、彼らの４枚目の新譜「忘れられた舟」。ＧとＶｌの二人で極限の演奏を追及します。ぶっ飛びました。音は古典だけど、ここまでやると進化形のプログレ。


【４位】
「soul of どんと 」復活！１０周年SPECIAL！
８月１５日　東京・日比谷
→ライブレポあり★


豪華メンバーによるどんとの１０周忌追悼ライブ。楽しさと喧騒の背後にある物悲しさを追求させていただきました。


【５位】
Redia
８月１６日　東京・渋谷
→ライブレポ３回分あり★＝金武町の夜は更けて


ノーマークで聴きに行ってびっくり。ハスキーボイスに卓越したロック＆ソウルのセンス。もう一つの顔、アキちゃんも本格的なロックボーカリストです。アキちゃんに会いに遠路はるばる金武町まで２度行きました。


【６位】
ネコラテ
９月５日　埼玉・鶴ヶ島
→ライブレポあり


中島瑠衣子嬢のピアノ、センスいいです。キラキラしてます。ルックス、演奏中の表情もすこぶるグー。リズム隊は上手いけどもっと暴れるべし。


【７位】
八木、本田、壷井トリオ
１２月２６日　東京・西荻窪
→ライブレポなし。近々予定。


Ｄｓ本田珠也、Ｖｌ壷井彰久は他でもよく観ますが、琴の八木美知依さんを観たのは１０数年ぶり。脳波をかき乱すノイズミュージック。体調が良ければこういう音楽も気持ちいいです。


【８位】
大城美佐子
４月１０日　那覇・旭橋
→ライブレポなし


深夜２時過ぎから歌っていただきました。１ｍの至近距離であやぐ節ってか。渋すぎ！


【９位】
Killing time
１月１９日　東京・高円寺
→ライブレポなし


山下達郎お抱えドラマー青山純氏に、小生の前のブログによく来てくれたパーカスのホワチョ氏、タブラのマット氏が織りなすリズムオリエンテッドプログレ。老舗バンドにして、プログレはまだ死なず。


【１０位】
吉野弘志・モンゴロイダーズ・ネオ
１１月１４日　東京・新宿
→ライブレポなし。近々書きたいが時間切れか。


アジアンテイストジャズ。和田啓氏が演奏するアラブのタンバリン＝レックが驚愕もの。アラブの古典は９拍子、１１拍子など当たり前。渋さ知らずや高円寺百景で活躍するsaxの小森恵子さんのプレーもご機嫌です。久しぶりにアラブに走るか。


【次点】
國吉美奈
→ライブレポ３回分あり


東京、那覇、埼玉で計３回観戦。この頃だんだん良さが分かって来ました。必ずレスするマメな人なので、ブログでもかなりお世話になりました。


【番外】
ネーネーズ
→ライブレポなし。近々予定。


実は那覇で７回、東京・横浜で３回、計１０回見てます。歩さん以上の回数です。プレッシャーでライブレポをなかなか書けなかった。正月ついに書く予定。


【番外】
浪花亭友歌
１２月２３日　東京・四谷
→ライブレポなし。近々予定。


歩さんの前に追っかけをやっていた浪曲師。本名で演歌歌手もやっています。しばらく観られずに、久しぶりに観たら、張りのある声がパワーダウンしてました。心配だから、また来年追っかけることにするか。

酔いお年を。